日本学生野球協会は28日、プロ野球のダイエー(現ソフトバンク)元選手の大越基氏(38)を高校の指導者として認定した。早鞆高(山口)教諭の同氏は、野球部の副部長として指導に加わり、今秋の新チーム発足から監督に就任する予定。

 元プロ選手が高校生を指導するには教諭として通算2年以上在職し、学生野球協会の適性審査をパスする必要がある。大越氏は保健体育教諭として丸2年が経過した。

 大洋(現横浜)元選手の辻博司氏(59)も同時に認定を受けた。辻氏は神島高(和歌山)の理科実験助手。教員免許を持たないが、特例で認められた。