<センバツ高校野球:済々黌2-0常総学院>◇26日◇2回戦

 春55年ぶり出場の済々黌(熊本)が、常総学院(茨城)に完封勝ちで初戦を突破した。

 エース左腕の大竹耕太郎(3年)は、2回の1死三塁など得点圏に走者を置いて本領発揮。8回は2死二、三塁、9回も1死一、二塁とピンチを背負いながら、点は与えなかった。結局、9安打されながら無四球完封。3番打者としても、4回にセンターオーバーの先制適時三塁打を放つ活躍。大竹は「緊張するのは分かっていた。その中でも自分の持ち味、低めへ落ち着いて投げることができた」と振り返った。