<春季高校野球大阪府予選:大体大浪商11-4東大阪大柏原>◇29日◇3回戦◇東大阪大柏原高

 大体大浪商が東大阪大柏原に8回サヨナラコールド勝ちし、4回戦に進んだ。大阪を代表する古豪と、2011年夏の大阪を制した実力校が顔を合わせる好カード。

 東大阪大柏原が初回、先頭の望月涼太外野手(3年)の三塁打から1点を先制も、大体大浪商は1-2で迎えた5回に打者11人の猛攻で6点を挙げて試合をひっくり返した。

 四田勝康監督(55)は「凡打の内容、質を上げること、ファーストストライクで決めなければいい投手は打てないと、日ごろから選手には伝えています」と、16安打で11点を挙げた攻撃を振り返った。