今秋ドラフトの目玉、桐光学園(神奈川)・松井裕樹投手(3年)が29日、川崎市内の同校で行われた報徳学園(兵庫)との練習試合に先発登板した。

 6回を投げ3安打1四球無失点。15三振を奪い、10-3でチームは勝利した。この日はスライダーやチェンジアップといった変化球のキレが抜群で、相手打線に的を絞らせなかった。

 対戦した報徳学園の3番山口大輔内野手(3年)は「右打者はスライダーよりチェンジアップの方が打ちづらい。内にも外にも両方を意識しなくてはならないので厳しい。追い込まれると頭が真っ白になる」と舌を巻いていた。