<東京国体高校野球:大阪桐蔭7-5常総学院>◇29日◇1回戦◇八王子市民

 ドラフト1位候補の大阪桐蔭・森友哉捕手(3年)が決勝2ランを放ちチームを勝利に導いた。

 5-5で迎えた9回2死一塁。日本代表でチームメートだった常総学院・飯田から右翼へ高々と本塁打を放ち試合を決めた。

 「完璧でした。(本塁打を)狙うというよりフルスイングしようと思いました。会心の当たりで気持ち良かったです」。

 5回には左中間へ同点の適時二塁打も放つなど3打数2安打3打点の活躍。球場を埋めた満員のファンから大きな拍手を受けた。

 すでにプロ志望届を提出。「希望(球団)はないです。自分を選んでくれるところでやりたい。(プロで)打撃のミート力を試してみたいです」と話した。