日本学生野球協会は28日、都内で審査室会議を行い、高校21件、大学2件の処分を決めた。

 富山国際大付は部員の部内いじめで1月15日から1カ月の対外試合禁止処分を受けた。2年生部員が1年生部員に対して、スライディングパンツの上から陰部を触ったり、陰毛を引っ張るなどの行為を行った。

 複数の部員で押さえつけ、計5回行ったが、そのうち2回は副顧問が生徒と一緒に参加。指導者も関わる異例の事態に、副顧問は6カ月の謹慎になった。

 大学は、首都大学連盟2部、玉川大の監督が部内暴力を行い3カ月謹慎、部長は不適切発言、報告遅れで3カ月の謹慎になった。不適切発言は、監督の暴力は「愛のむち」という趣旨の発言をしたという。