第86回選抜高校野球大会(3月21日開幕、甲子園)の出場を確実にしている駒大苫小牧の佐々木孝介監督(26)が「土壇場力」を注入した。8日、苫小牧市内の同校グラウンドで年明け最初の練習を行った。2週間の冬休みを終え、佐々木監督は「きついなという中であと10回、あと10秒、あと10歩と、もうひと踏ん張りできるかだ」とナインを鼓舞。香田誉士史元監督(42)時代から続く「雪上ノック」で休みボケしているナインをいじめ抜いた。

 かつて全国制覇を成し遂げたチームも土壇場に強かった。04年夏決勝の済美戦でも序盤5失点し、4点ビハインドから逆転した。兵庫県出身で、雪に慣れない安田大将二塁手(1年)は「まだ滑ったりするけど、試合になったら滑るとか関係ない」と、意識の高さをうかがわせた。佐々木監督は「甲子園で旗を取るためだけにやってきている」と、狙うは優勝だ。24日、出場校が決定し、本格的に甲子園モードに突入する。