センバツ(21日開幕、甲子園)に出場する駒大苫小牧が10日、ありがたい“お説教”を受けた。選手30人と佐々木孝介監督(27)らが、苫小牧・中央院で必勝祈願を行い、全員が荒沢義範住職(77)から般若心経の経本で右肩を軽くたたかれ、厄払いをしてもらった。同校2代目監督として66年夏に初の甲子園出場に導いた同住職から「駒大苫小牧の素晴らしさを全国に見せつけてほしい。雪の中で一生懸命頑張ってきたんだから」とエールを送られ、気を引き締めていた。

 佐々木監督は「先輩監督」からアドバイスももらった。指導者としては初の甲子園に向け「私も緊張した。まずは自分が声を出して。スタンドは見ちゃダメ」と進言された。必勝祈願は同校が甲子園出場の度に行ってきた恒例行事だが、昨年からは年明けの練習開始に合わせて心願成就の祈願も行うようになり、頼りにしている。「怒ってる時は近寄りがたい。頼もしい」と指導法に太鼓判を押されると照れ笑いを浮かべた。

 法要後には「必勝祈願御守」が贈呈された。受け取った小笠原貴久主将(3年)は「ありがたい。バッグにつけたい」と感謝していた。明日12日に東京に出発し、駒大などを訪問後、キャンプ地の名古屋入りする。【保坂果那】※学年は新学年