「新3番」が本番前に手応えをつかんだ。センバツ(21日開幕、甲子園)に出場する駒大苫小牧(北海道)が19日、開幕前最後となる練習試合を金光大阪と行い、3番の安田大将二塁手(2年)が先制2点タイムリーを放った。延長12回、4-5の逆転サヨナラ負けを喫したが、2安打2打点と復調の兆しを見せた。
0-0の3回表2死満塁の好機で、初球を右前に運び2打点。「この前まで打撃がダメだったから、思い切って振った」。昨秋公式戦9試合の打率3割9分1厘はチーム2位。勝負強さを買われて主に下位だった打順が、今月の練習試合では3番を任されてきたが、前日18日までの出場6試合で20打数4安打と低迷。「自分のことだけ考えていた」と反省して挑み、快音を残した。
兵庫・尼崎市出身で実家と甲子園は自転車で20分の距離。小学生のころから「暇があれば通っていた」というあこがれの舞台にもうすぐ立つ。「地元なので応援にたくさん来てくれる。バックスクリーンにホームランを打ちたい」。22日の初戦、創成館(長崎)戦に向け、度胸満点に目を輝かせた。【保坂果那】

