聖望の大塚腕振れず…2回KO/センバツ
<センバツ高校野球:聖望学園0-9沖縄尚学>◇4日◇決勝
埼玉県勢40年ぶりVを狙った聖望学園は、頼みのエース大塚椋司投手(3年)が序盤で降板するなど、投手陣が崩れた。
笑顔で勝ち上がってきたエースは、決勝戦の大敗にも笑顔を忘れなかった。閉会式。聖望学園の大塚椋司(3年)は球場内に流れる大会歌「今ありて」を口ずさんでいた。「あの歌好きなんで、歌ってしまった。空気読めなかったスか」。涙が止まらない関口翔太主将(3年)には「ありがとう」と声をかけた。
試合開始直後、5球目のフォークボールを三塁打され、6球目を暴投。あっという間に1点を失った。腕が振れない。「球が行かなくて低めに投げたけど、力がなかったです」。連日の電気治療も、城戸愉快選手(2年)の「勝利のマッサージ」も効かなかった。2回34球、2点目を失ってマウンドを降りた。
それでも、悔しさは見せなかった。晴れ舞台のマウンドに立てたことを両親に感謝した。スタンドにいた母成美さん(45)の手には7年前に他界した父明世さん(享年52)の写真があった。「野球を教えてくれてありがとう、といいたいです。お父さんも野球を楽しめといってました。お母さんに? やっぱりありがとうという気持ちです」。
8回には再びマウンドに上がった。9点差はあったが、集中力は失っていなかった。金城圭右(3年)から三振を奪うと、大声を張り上げた。「この経験を生かしたい。全試合投げられるスタミナをつけて戻ってきたい」。笑顔で初陣校を決勝に導いたエースがこのときは真顔で言い切った。【米谷輝昭】
[2008年4月5日7時7分 紙面から]
関連ニュース
※ニュースの日記を書く方法はこちらで紹介しています。
このニュースには全0件の日記があります。
キーワード:
- 大塚椋司
PR
Ads by Google
- 花巻東エース菊池は夏へ向け早くも始動
[4日11:10] - 清峰ナイン凱旋「夏も甲子園」故郷に誓う [4日08:00]
- 花巻東、準Vだって超エラい/センバツ
[3日11:18] - 城島が清峰に「地元の子ばかりですごい」 [3日11:12]
- 4強の利府ナインが帰郷
[3日10:56]
- 北照、明治神宮大会・帝京戦へ人工芝体感 [6日11:07]
- 東海大相模・一二三の活躍でV/高校野球 [6日08:55]
- 東海大相模一二三が投打に活躍/高校野球 [5日16:44]
- 東海大相模など神宮大会出場校出そろう [5日16:26]
- 花咲徳栄、1年松本で決勝/高校野球 [5日08:08]
- 明治神宮大会展望/高校の部 (矢島彩「アマ〜い野球ノート」) [11月9日]
- ドラフトはいつもドラマチック:高垣誠 (カープ担当記者日記) [11月5日]
- 伊藤来季の成長楽しみ (ドラ番ブログ) [11月3日]
- 孫さんぜひ助っ人大砲獲得を (鷹番日記) [11月3日]
- 片岡コーチ愛のムチありがとうございます (虎番ブログ) [11月3日]
ソーシャルブックマークへ投稿
ソーシャルブックマークとは