<センバツ高校野球:甲子園練習>◇18日◇甲子園

 東海大相模(神奈川)帝京(東京)など16校が登場した。東海大相模の大会NO・1右腕、一二三(ひふみ)慎太投手(3年)は志願の実戦練習で、甲子園のマウンドに初登場した。

 最速149キロのドラフト1位候補右腕・一二三が甲子園で登板した。甲子園に向かうバスの中で門馬敬治監督(40)に練習メニューの希望を聞かれ、実戦感覚を養う狙いで紅白戦を志願。初めて踏むマウンドで2イニングを投げ、打者9人に対して3安打1失点だった。割り当て時間の最後にはプレートを掃除し、さらに監督の「まわりの景色をよく見ておけ」の助言で球場全体を目に焼き付けた。17日の練習試合・京都外大西戦は6回1失点。「まだ力みがあって、制球が悪い。仲間を信じて打たせて取っていけるようになれば本調子になると思う」と課題を口にしていた。