<高校野球島根大会:開星12-1大社>◇22日◇決勝

 開星の4番池田健二郎一塁手(3年)が攻守に活躍し、島根県では史上2校目となる3年連続優勝を飾った。守備では、2点を先制して迎えた初回2死満塁のピンチで、後方にあがった難しい飛球を背走しながら好捕。打っては2回、3ランを放ってリードを広げた。主砲の大活躍が、大社に12-1の大勝につながった。

 池田は内野陣のレギュラーで、ただ1人の3年生。今春の県大会の準決勝・浜田商戦でも逆転2ランを放つなど、勝負強さも持ち合わせている。「甲子園ではピンチのときこそ声を出して、チームを引っ張って行きたい」と意気込みを語った。昨夏の甲子園で活躍した橋本謙次郎(2年)も、準々決勝で本塁打を放った。攻守にバランスの取れたチームで、3年連続で夏の甲子園に乗り込む。