PL王手、勧野だけじゃない/南大阪大会
<高校野球南大阪大会:PL学園18-6羽曳野>◇25日◇準決勝
PL打線の勢いが止まらない。1年生4番の勧野甲輝(かんの・こうき)を中心に、準々決勝まで4試合33得点の破壊力はこの日も健在。羽曳野から初回5点を奪い大勢を決定づけた。毎回21安打、今大会チーム最多18得点の大爆発。4年ぶりの夏の甲子園出場まであと1勝だ。
「清原2世」の勧野は1安打2打点で4番の仕事を果たした。5回1死一、二塁から三塁線を破る二塁打で5試合連続打点。「前に体が突っ込む傾向があったので、次は自分のポイントで打ちたい」。8回に2つ目の死球を受け、お役御免の途中交代となった。
決勝戦の相手、近大付には昨年3回戦で1-5と完敗。春夏通算35度の甲子園出場を誇る名門が、大阪大会3回戦までに姿を消すのは岸和田に初戦で敗れた57年以来50年ぶりだった。
勧野の後を打つ5番の壱岐賢太郎一塁手(3年)は当時背番号15でベンチ入りしており、悔しさは忘れていない。「決勝も自分たちの野球をして勝ちたい」。この日チーム最多4安打6打点の大暴れで、リベンジの舞台を整えた。
因縁対決に向け、藤原弘介監督(33)は「決勝戦は投手4枚を使いたい」と総動員を宣言。これに勧野は「少しは投げると思う。しっかり用意したい」と反応した。準々決勝(24日)の布施戦で公式戦初先発初完封の離れ業を演じており、今度は救援登板が濃厚だ。
決勝戦の明日27日は指揮官の34回目のバースデー。「知ってました。最高のプレゼントを贈りたい」という勧野は、投打にわたる活躍で記念日に花を添えるつもりだ。【大池和幸】
[2008年7月26日8時7分 紙面から]
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