ヤンキース田中将大投手(26)が、ブルージェイズとの開幕戦に先発登板し、2ラン本塁打を浴びるなどで4回を5安打2四球5失点(自責4)6三振で敗戦投手となった。

 1回先頭のレイエスを空振り三振、2番マーティンを三ゴロ、3番バティスタを空振り三振に退け立ち上がりは順調だったが、3回に三塁手の悪送球もからみ、4番エンカーナシオンに左翼へ2ラン本塁打を浴びるなどしてこの回だけで5失点した。0-5とリードを許したまま4回で降板し、防御率は9・00。ブルージェイズとはこれが4試合目の対戦で、初の黒星となった。

 ヤンキースは、打線も奮わず1-6で敗戦。12年以降、開幕戦4連敗となった。

 田中は「(3回は)狙ったところに全部コントロールできていればストライクがいくと思うので、狙ったところに投げられなかったというのがあると思います。原因はメカニックの部分にあると思いますし、多少アバウトにでもどんどんストライクを取っていけたらよかったと思います」と話した。