マーリンズ・イチロー外野手(41)がスタメンでメッツ戦に出場し、同じ41歳の先発右腕コローンから1安打した。

 3番目に対戦の多い投手で、レドモンド監督も試合前に「イチローが打っている相手だというのは知っている」と、先発起用を決めたことを明かした。7回の3打席目に左前打を放ち、これでプレーオフを含めた対戦成績は打率3割2分7厘(98打数32安打)と相性の良さを証明。イチローは速球派から技巧派に転身したライバルの姿に「そりゃ、しょうがないですよ。あのタイプは変わっていきますから」としみじみ話した。(ニューヨーク=水次祥子)