右脚付け根付近の張りで故障者リスト入りしている、レンジャーズの藤川球児投手が18日、傘下マイナー3Aラウンドロックの一員としてテキサス州ラウンドロックでのメンフィス戦で2度目のリハビリ登板に臨み、1回を無安打失点、1三振だった。

 藤川は0-5の6回に3番手で登板した。先頭を低めに伸びる速球で見逃し三振を奪うと、後続を変化球で一ゴロ、中飛に仕留めて3人で片付けた。「(メジャーでの登板を意識して)集中してマウンドに行った。問題はなかった」と笑顔で振り返った。

 最初のリハビリ登板だった14日の2A戦で3失点してから投球フォームを微調整しているそうで「ファウルをいくつか奪えた。球に角度をつけたかった」と手応えを語った。今後の調整などについては19日以降に決まる。