ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」でスタメン出場。第1打席で特大ブーイングを切り裂く今季第7号ソロを放つなど、4打数1安打1打点の成績でチームの5連勝に貢献した。

【大谷の一問一答】

-トロントで観客がどんな反応するかわからない中でホームラン

1席目だったので、トロント自体に来るのは楽しみにしてますし、今日も満員に近いファンの人が入って、選手冥利(みょうり)に尽きるというか、やっぱりその多くのファンの前でやるっていうのは、すごく自分的にはエキサイティングするのかなとは思います。

-ブーイングびっくりした

びっくりはしなかったですね。

-観客のブーイングを聞いてモチベーションにつながる

ブーイングされるかされないかは特に、結果的な話なのであれですけど。これだけ多くの人に入ってもらって、なんていうんですかね、自分のチームを好きだからこそ、相手のチームのそういう選手にブーイングしたりとかすると思うので。そういう熱量っていうのは別にドジャースファンでもブルージェイズのファンでも、野球好きなんだなっていう、そういうリスペクトに、逆に感じるところかなと思います。

-トロントのファンのブーイングにびっくりしないのは

うーん、これはドジャース決めた時も言いましたけど、結果的に行ける球団っていうのは1つで。僕的には、なんでしょうね、声をかけてもらった球団っていうのはもう本当に感謝しかないですし。そこに関してはもう本当に、僕はファンの人がどう思ってるかは置いといて、僕としてはもうファンの人たちにも含めて、感謝しかないかなとは思いますけど。

-大谷選手を見たいというブルージェイズのファンの声もあった

それはもう単純にうれしいですね。別にブーイングも嫌ではないというか。別に野球の一環ですし、ファンの人たちがそれで楽しいのが一番だと思うので、選手は別に気にしてもらえるだけ、選手にとってはいいんじゃないかなと思いますけど。

-リスペクトの一環だがあれだけの大ブーイングは誇らしく捉えるところもある

うーん、どうなんですかね。ブーイングの種類にもよるんじゃないかなと思いますけど。結果的に僕はブルージェイズにノーと言ってる立場なので。ファンの人からしたらもちろんね、ブルージェイズが大好きだと思うし、そこに対してはブルージェイズを応援するのが筋じゃないかなと思うので。別に、なんて言うんですかね、逆に僕がブルージェイズのファンだったら普通にブーイングすると思いますし、それは野球の一環かなと。スポーツの一環かなとは思いますけど。

-ブーイングの中でのホームランは

ブーイングの中で打ったかどうかは別として、詰まってはいたので、入ってくれないかなっていう感じにギリギリでしたけど、入ってくれてよかったなと。

-メンタルも技術の1つだと。どうコントロールしている

もちろん場数もあると思いますし。自分でメンタル強いとはもちろん思わないので。(メンタル強いと)思ってる人に逆にあんまり強い人いないんじゃないかなとは思いますし。シチュエーションによって確かにプレッシャーかかからないはあると思いますけど。そこは野球やってる以上しょうがないというか、むしろそういうシチュエーションで打席に立てているっていうことが、こういうところですでに自分にとってはうれしいことだと思います。

【一問一答2】大谷翔平「そこを目標に頑張ってるので明日抜けるように」ロバーツ監督の記録に並ぶ