ヤンキースのジラルディ監督は19日、右手首の炎症と前腕の張りで故障者リスト入りしている田中将大投手(26)が21日(日本時間22日)の傘下3Aスクラントンの試合で実戦復帰すると明かした。ダーラム戦で45球をめどに投げる予定。実戦は4月23日のタイガース戦以来28日ぶり。田中は「もう自分の投球をするだけだと思ってます。(実戦から)離れている感覚はない。しっかり投げられればいい」と、順調な回復に自信を見せた。スクラントンではGM特別顧問の松井秀喜氏(40)も指導に当たっており、再会を果たす可能性もありそうだ。

 マイナーで2~3試合登板後にメジャー復帰することが有力視されている。(ワシントン=水次祥子)