右手首の炎症と前腕の張りのため故障者リスト(DL)入りしているヤンキース田中将大投手(26)の復帰に向けての次のステップが22日(日本時間23日)、決まった。

 27日(同28日)に傘下3Aスクラントンの試合でもう1度リハビリ登板する。スクラントンは遠征に出ているため、敵地ポータケットでレッドソックス傘下3Aのチームと対戦する。

 田中は21日に3AスクラントンでDL入り後初のリハビリ登板を行い、3回まで41球を投げ2安打、無失点。一夜明けたこの日、ジラルディ監督は「彼はいい状態だ。話し合った結果、このような決定になり、彼も納得している」と話した。次は65球をめどに投げる予定。その後に復帰するか、もう1度マイナーでリハビリ登板するかは未定で、同監督によるとどちらの可能性もあるという。