マーリンズのイチロー外野手(41)が「6番左翼」で先発し、3打数1安打1得点1三振だった。打率は2割8分6厘。

 3試合ぶりの先発となったこの日は、通算打率3割4分と得意の左腕レスターと対戦。2回1死一塁で迎えた第1打席に左前打を放ち、打者一巡の猛攻をつないだ。自らもエチャバリアの適時打で生還し、チーム2点目のホームを踏んだ。

 3点差まで追い上げられた6回守備2死一、二塁の場面で、先発ハレンの降板に伴うダブルスイッチにより、ベンチに退いた。

 チームは2連勝で、2シリーズ連続で勝ち越した。

 ジェニングズ監督は「チーム一丸となってのいい勝利だった。シリーズを勝ち越せたことは大きい。(8回に初退場)妻には毎日退場処分を食らっている(笑い)」と笑顔を見せた。