ナショナルズのマックス・シャーザー投手(30)が、ワシントンでのパイレーツ戦で無安打無得点試合を達成した。

 大リーグでは9日のメッツ戦で達成したジャイアンツのヘストンに続き、今季2人目。

 9回2死までパーフェクト。代打タバタへのカウント2-2からの8球目。内角に抜けたスライダーが右肘に当たってしまった。避けずに腕をやや前に出したようにも見えたが判定は死球。惜しくも完全試合は逃したものの、最後の打者ハリソンを左飛に仕留め大記録を達成した。

 内野ゴロ4、内野フライ3、外野フライ10、三振10、死球1、投球数は106だった。

 シャーザーは13年にサイ・ヤング賞に輝いた右腕。ノーヒットノーランは初めて。