大リーグは6日、オールスター戦(14日=日本時間15日・シンシナティ、グレートアメリカンボールパーク)の選手間投票と監督推薦による選出選手を発表し、ファン投票でナ・リーグ外野手部門4位だったジャイアンツ青木宣親外野手(33)ら日本選手は選ばれず、最後の1枠を争う投票の候補者にも入らなかった。故障による代替要員として選出されなければ、11年以来4年ぶりに日本選手ゼロの球宴となる。

 最後の1枠は両リーグとも5人によってメジャー公式サイトでの投票で争われ、10日に締め切られる。

<球宴アラカルト>

 ◆日本選手ゼロ 日本選手が選出されなかったのは、イチロー(マリナーズ)の連続出場が10回でストップした11年以来4年ぶり。

 ◆野茂・福留以来 ピダーソン(ドジャース)は球団新人で95年野茂以来、ブライアント(カブス)は球団新人で08年福留以来の選出。

 ◆本塁打競争辞退 ハーパー(ナショナルズ)が出場を打診されていた球宴前日の本塁打競争への参加を辞退する意向を示した。