巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(41)がニューヨークで一般人と草野球を楽しんだ様子をニューヨーク・タイムズ電子版が大きく取り上げた。19日、現地の日本企業関係者などが参加する軟式野球大会に「チーム松井」の先発投手として出場。投げては6回途中まで96球を投げて1安打1失点、10三振を奪った。攻撃の際はハンディとして右打席に立ったため安打は1本だったという。

 同紙は引退後も米国にとどまって地道に野球の普及活動を続けていることも紹介。この日、仲間を励ましながら真剣にプレーした松井氏の人柄を「一般人のチームメートに対しても、ジーターやポサダと接するのと同じように接していた」と伝えた。なお、2-1でチームが勝利した松井氏は「勝因はベンチが日陰にあったから」と話して周囲を笑わせたという。