ヤンキース田中将大投手(26)がブレーブス戦で7回を5安打3失点で10勝目(6敗)を挙げた。序盤に失点する苦しい立ち上がりも、持ち前の高い修正能力を発揮。野茂、松坂、ダルビッシュに次ぐ日本選手4人目となるデビューから2年連続の2桁勝利を達成した。

 -今日の投球

 田中 特に初回。正直に言えば、さあ、行こう、という流れが…。アメリカン・リーグにいれば経験のないこと。

 -2回以降の修正

 田中 ちょっとアプローチの仕方を変えて投げた、というところですかね。

 -2回からペースをつかんだのか

 田中 自分の中で、今日はいけるかなとなってきたのは5回くらい。

 -7回の交代は

 田中 ナイスジョブ、って終わっただけ。監督からそう声をかけてもらったら、もう終わりという合図。

 -自分の中の引き出しから修正した

 田中 ちゃいますね。全く別物のものでしたね、自分の感覚の中では。

 -修正できた自信

 田中 今まで当たり前のようにやってたこと(修正)が、今年はいい形で投げようとしていたところがあった。まあまあ、いい形になったのかなと思います。