ヤンキースのGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(41)が、名門コロンビア大学で公開講座のゲスト講師を務めることが16日、分かった。

 同大学ビジネススクールの日本経済・ビジネス研究所が設立30周年を記念し、11月18日に「ヒデキ・マツイがたどるルースとゲーリッグの足跡」と題した特別講座を公開する。松井氏が03年に日本からヤ軍に移籍した経緯を選手と球団両方の側面から振り返り論じる内容で、他にヤ軍のジーン・アフターマンGM補佐、同球団で通訳などを経験したジョージ・ローズ氏が参加する。

 ニューヨークにある同大学はアイビー・リーグの1校で、卒業生としてオバマ大統領ら多くの著名人を輩出しており、世界的名門大学での講師経験は1つの勲章。今年に入って基金を設立し野球発展、普及に取り組んでいる松井氏が、さらに活動の場を広げた。