ソフトバンクを自由契約となった李大浩内野手(33)が今日3日にもメジャー移籍を決断する可能性があることが分かった。韓国メディアで前日1日までに「メジャー球団の条件を熟考中で、48時間以内に決断が下される」と報じているが、同様の内容が李大浩の代理人から球団側に伝えられていることが判明。残留交渉が打ち切られたわけではないが、メジャー移籍に踏み切る公算が大きい。

 李大浩はソフトバンクに2年間、在籍。昨年は日本シリーズMVPを獲得するなど2年連続日本一に大きく貢献した。その一方でメジャー挑戦の夢をあきらめられず、昨年11月に自由契約の道を選んだ。

 1月から米国アリゾナ州で自主トレを行っていたが、米球団と交渉するため、滞在を延長していた。明日4日に韓国に戻る予定で、その前後で自らの決断を明らかにする模様だ。

 メジャー移籍が正式に決まった場合、ソフトバンクは主軸の流出という問題に直面する。すでに始まっている春季キャンプでは現有戦力の底上げを目指している。また球団側は新外国人の調査を進めており、代役獲得の動きが加速する。