米大リーグ機構は12日、メッツのヘンリー・メヒア投手に対し、3度目の薬物規定違反で永久追放処分を科したと発表した。

 筋肉増強作用のあるボルデノンに陽性反応が出た。新たな薬物規定が適用された2006年以降、3度の違反で永久追放処分となるケースはこれが初めて。

 ドミニカ共和国出身で26歳のメヒアは14年に抑えとして28セーブを記録。15年4月に1度目の違反で80試合、同年7月に2度目の違反で162試合の出場停止処分を受けていた。AP通信によると、1年以内に処分取り消しをコミッショナーに申請できる。