ドジャース前田健太投手(28)が、今季最短の4回を投げて、5安打4失点2四球5奪三振の内容で、3敗目(3勝)を喫した。

 両軍無得点で迎えた2回裏、ド軍が1点を先制し、なお2死一、二塁から前田が三遊間を破る適時打を放ち、2-0とリードした。

 ところが、続く3回表、3番トラウト、4番プホルスに連続適時打を浴びるなど、5本の集中打で4失点と逆転された。

 4回表は無失点に封じたものの、その裏、打順が回ったところで代打を送られて交代した。

 球数は、今季最少の73球。防御率は2・87。打撃は、1打数1安打1打点だった。

 前田は4月23日に3勝目を挙げて以来、4戦連続で勝ち星なしとなった。

 試合後は「点の取られ方がよくない。先発の仕事をきっちりとできていないので、しっかりと長いイニングを投げられるように調整していきたいです」と、次回登板に気持ちを切り替えていた。