ドジャース前田健太投手(28)が今季13度目の登板となるダイヤモンドバックス戦に先発し、6回に右足に打球が直撃するアクシデントで緊急降板するも今季6勝目を挙げた。

 5-3とリードして迎えた6回、先頭打者の3番ゴールドシュミットの打球が右すねに直撃。一塁に送球してアウトを取ったが、すぐに倒れ込み、足を押さえながらもん絶した。球団の発表によると右膝下の打撲で、エックス線検査の結果、骨には異常がなかった。

 5回1/3を6安打、1四球、6三振で3失点(自責2)で、6月3日以来、2試合ぶりの白星となった。

 試合後は膝下に大きな湿布を貼り、足を引きずっていたが笑顔も見せ、

「一番痛かったですね。ピッチャーライナーの中で。ボールも真下に落ちましたし、うまく当たり過ぎたなと思って。もっとうまくよけれれば良かったんですけど」と話した。