マリナーズ岩隈久志投手(35)が28日、本拠地でのパイレーツ戦に先発し、6回2/3を6安打2失点で今季7勝目(6敗)を挙げた。6回まで2安打無失点、4奪三振と好投。5回途中5失点だった前回から修正し、再び白星を先行させ「立ち上がりをうまく抑えてから徐々に乗っていくことができた」と振り返った。

 試合前の投球練習は不調だったといい「とにかく丁寧にいこう」と意識。3回まで無安打投球を続け「低めなら低め、コースならコースと丁寧に投げようとした結果、打たせて取るような投球ができた」。4、5回は先頭に安打されたものの、いずれも併殺で切り抜けた。7回に2失点し、2死一、二塁で降板したが、2番手ディアスが右飛に仕留め反撃を断った。

 青木がマイナー降格後の初登板。「ノリ(青木)に早く戻ってきてほしいという期待を持ちながら、自分のやるべきことをやっていきたい」と口にしていた。