ドジャース前田健太投手(28)が、球宴前の最終登板で今季8勝目(6敗)を挙げた。

 7回を投げて2安打1失点無四球、自己最多となる毎回の13奪三振の快投だった。

 立ち上がりから好調で、失点は5回のソロ本塁打による1点だけ。5~7回にかけては、6者連続空振り三振を奪うなど危なげない投球を披露。3-1と2点のリードを守って救援陣にバトンを託した。

 球数は97球。

 防御率は2・95。

 メジャー1年目の前半戦について「いい時も、悪い時も、苦しい時もありましたが、それを乗り越えて対応できたのかな、と思います」と話す一方で、「まだ前半戦が終わっただけで、これからが大変。本当に大事なのは後半戦だと思います」と、今後の戦いに目を向けた。

 球宴後は、3戦目となる17日(同18日)のダイヤモンドバックス戦に登板する予定。