ヤンキース田中将大投手(27)がレッドソックス戦に登板し、今季7勝目(2敗)を挙げた。

 1回に2番ペドロイアにソロ本塁打を浴びたが、その後は安定感を増し、追加点を許さなかった。4回には今季22本塁打を放つ主砲オルティスから始まる打線に対し、3者連続三振をマーク。6回には2死無走者で再びオルティスと対し、カウント1-2と追い込んでからの4球目に今季最速タイの95マイル(約153キロ)をマークし、最後は中飛に打ち取った。6回、87球を投げ、3安打、1四球、7三振で1失点だった。

 チームは4回に5安打3得点と一気に逆転し、7回以降はベタンセス、ミラー、チャプマンの強力救援トリオの勝利の継投で逃げ切った。

 田中は「球数的にももう1イニングいくもんだとは思ってましたけど、それはもうチームの作戦なんで。そこはどうこうないので。言われたから、はい、分かりましたという感じで。次に向けてまた準備していくだけです」と話した。