ヤンキースのマーク・テシェイラ一塁手(36)が今季限りでの現役引退を決めたと5日、ESPN電子版など複数の米メディアが報じた。同日、ヤンキースタジアムで会見する予定だという。

 03年にレンジャーズでメジャーデビューし、ブレーブス、エンゼルスでもプレー。ヤンキースに移籍した09年にア・リーグの2冠王(39本塁打、122打点)を獲得し、松井秀喜らとともに9年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。

 両打ちの強打者として通算404本塁打、1281打点をマークしたほか、一塁の守備にも定評があり、5度のゴールドグラブ賞に輝いた。しかし、近年は故障も多く成績が低迷し、今季が8年契約の最終年だった。