ヤンキース田中将大投手(27)が、明日10日(日本時間11日)のレイズ戦登板を前に、キャッチボールやダッシュなどで最終調整を行った。

 レイズとは今季、すでに3試合対戦しており2勝0敗、防御率2・57と好相性。田中は「前回(主砲の)ミラーには2本打たれていますし、一発で点を取られているので。どういうふうな点の取られ方がだめかっていうのをしっかり頭に入れながら、各打者いろいろな情報というのがありますけども、それはお互いに。僕はいつも通りやるだけなんで」と気を引き締めた。

 ここまで28試合に登板し、12勝4敗、防御率3・11で、投球回は179回1/3と、開幕前から目標にしてきた200イニングに近づいてきている。田中はその点について「自分にとっては初めての経験になるので、はっきり言って未知ですよね。こっちにきてからそういう経験がないんで。(多くのイニングを投げてみてどうなのかは)みなさんにも分からないので、僕にも分からないです」と話した。