マリナーズ岩隈久志投手は4回途中でKOされて12敗目を喫し、自己最多の17勝目はならなかった。

 1回は3者凡退、2回は併殺で3人で打ち取り、3回も連打されたが連続三振でピンチを切り抜ける快調な立ち上がりだったが、2点をリードした4回1死から悪夢の6連打を浴びた。まずは4番バウティスタに右前打で出塁を許し、続く5番マーティンにほぼ真ん中のスライダーを左翼席へ運ばれる同点2ラン。6番トロウィツキーに左前打された後も、7番ソーンダースに甘いシンカーを右翼への勝ち越し2ランを浴びた。さらに8番ピラー、9番カレラに連打されて5点目を失いマウンドを降りた。

 投球内容は3回1/3を投げ、8安打6失点(自責5)2本塁打5三振1四球で、防御率は4・04となった。

 マリナーズは2-10で敗れ、痛い連敗を喫した。