マリナーズ岩隈久志投手(35)が、4回途中まで8安打、今季自己ワーストの6失点(自責5)と崩れ、今季12敗目(16勝)を喫した。

 3回までは無失点と、滑り出しは快調だった。

 ところが、2点を先制した直後の4回表1死から急転。不運な当たりがことごとく安打になり、2本の2ランを含む6連打で逆転され、交代した。

 球数は72球。

 防御率は4・04。

 試合後は「序盤は良かった。ただ、あの4回にリズムを崩してしまった。簡単にアウトを取りにいってしまい、流れを相手にやってしまった」と、悔しそうに振り返った。

 なお、スタメンから外れた青木宣親外野手(34)は、出場しなかった。

 連敗したマリナーズは、ワイルドカード争いで5位に転落した。