日本プロ野球選手会は4日、山梨・甲府市でファンとの交流イベント「ベースボール・クリスマス2016in山梨」を開催した。同選手会会長の楽天嶋基宏捕手(31)、DeNA石田健大投手(23)、日本ハム高梨裕稔投手(25)ら12球団計26選手が、約1万人のファンとキャッチボールや綱引きなどで交流。07年に始まったイベントは、10回目の節目を迎えた。

 嶋が、来春WBCでヤンキース田中とバッテリーを組むことを期待した。田中のWBC出場は流動的だが、実現すれば楽天が日本一に輝いた13年以来のコンビになる。「まずは自分が選ばれないと」と前置きしながら「組めたらいいですね」と言った。すでに帰国した田中とは仙台で再会。1万人が集まったイベントには「子供が多くて、楽しかった」と感謝した。