昨季ダイヤモンドバックス傘下マイナーでプレーした中後悠平投手(27=元ロッテ)が9日、招待選手として同球団のメジャーキャンプに参加することが発表された。

 マイナー契約の招待投手10人のうちの1人として、初昇格を目指す。昨季は6月にルーキーリーグで初登板し、約1カ月半で1Aから飛び級で3Aに昇格。3Aリノでは13試合で無失点だった。ダ軍の救援は若手が多く、大部分が固定されていないため、結果次第で昇格のチャンスがある。実現すれば、95年の野茂英雄氏以降、日本選手のメジャーデビューを22年連続で達成することになる。中後は「このチャンスをつかみたい。簡単ではない壁だが、自分の力を信じてアピールしたい」と話した。