ドジャース前田健太投手(29)が、今季3試合目の先発登板に臨み、4回4安打4失点1四球5奪三振の内容で、勝敗は付かなかった。

 初回は、一ゴロ、見逃し三振、空振り三振と3者凡退。その裏、ド軍打線が2点を先制し、快調なスタートを切った。

 ところが、2回表1死一、二塁から7番アーメッドに逆転3ランを喫した。

 3-3の同点で迎えた4回表には、またしてもアーメッドに適時打を浴び、1点を勝ち越された。

 4回裏、打順が回ったところで代打を送られた。この回、ド軍は同点に追い付き、前田の黒星は消えた。

 球数は71球。

 試合は、ド軍が5回裏に1点を勝ち越し。救援陣の好継投で逃げ切った。

 試合後の前田は「点の取られ方が良くなかった。1人に4打点ですから。防げるところは防げたと思いますし、もったいなかった。味方が点を取ってくれた後に失点してしまって、悪い流れを作ってしまった」と反省の言葉を残した。