メッツが、元NFLの人気QBで傘下1Aコロンビアに所属するティム・ティーボー外野手(29)の昇格を検討していると13日、地元紙ニューヨーク・ポスト電子版が伝えた。傘下マイナー内での昇格で、早くてもオールスター戦後になるという。

 テイーボーは今季28試合で打率2割5分、2本塁打、11打点だが、ここ16試合に限れば打率3割2分7厘、18安打(4二塁打1三塁打)6四球でOPS(出塁率+長打率)8割4分9厘と好調。この調子が続けば、昇格する可能性は十分にあると米メディアは分析している。

 ティーボーはフロリダ大時代に2度の全米王者に輝き、2年時にはハイズマン賞(MVP)を獲得。10年ドラフトでNFLブロンコスから1巡目指名を受け契約したが、思うような成績を残せずプレー期間は3年のみ。その後はESPNの解説者を務めていたが、昨年8月に野球転向を表明し、翌9月にメッツとマイナー契約を結んだ。