ヤンキース田中将大投手(28)が、明日28日(日本時間29日)の本拠地でのレイズ戦を前に、最後の調整を行った。キャッチボールの際には、捕手を座らせ約20球、力強い球を投げ込んだ。

 レイズ戦は4月2日の開幕戦と5月20日にいずれも敵地で登板し、それぞれ2回2/3を2被弾を含む8安打7失点、3回を3被弾を含む9安打6失点でKOされ敗戦投手となった。今季はここまで20試合に登板し7勝9敗、防御率5・37。被本塁打はリーグ2番目に多く、自己最多の26本と一発に苦しめられる中、最も本塁打を浴びている相手と今季3度目の対戦となる。

 田中は「(レイズには)今年2試合、いいようにやられてますし、もちろんこのままやられっぱなしでいいとも思っていないので、何とかして抑えたいですけども。そのためにはやっぱり自分が(自分に)課している、やらなければいけないことをできれば、おのずとそういう結果にはつながっていくと思うので(アプローチに)変わりはないです」としながらも「アプローチは変わらないですけど、もちろん相手の攻め方だったり、そういうところは同じようにやっていたら同じようにしかならないと思うので、そこはね、変えて投げていかなければいけないと思います」と話した。