ドジャースがカブスに3連勝し、1988年以来、29年ぶりのワールドシリーズ出場に王手をかけた。

 先発したダルビッシュ有投手(31)が、6回1/3を6安打1失点1四球7奪三振と好投し、今ポストシーズン2勝目を挙げた。

 ダルビッシュは1回裏1死から2番シュワバーに先制ソロ本塁打を浴びたものの、その後は丁寧な投球を披露。走者を許しながらも追加点を与えなかった。

 ド軍打線も援護した。2回に同点に追い付くと、3回には勝ち越し。5回にも1点を加え、リードを広げた。

 また、6回表2死満塁で迎えた打席では、ダルビッシュが押し出しの四球を選び、1打点をマークした。

 4-1と3点リードした7回裏、先頭を空振り三振に打ち取ったところで、救援陣にマウンドを譲った。

 球数は81球。

 試合後は、敵地での登板について、「最初のシュワバーのホームランの時は、すごく盛り上がっているなと思いましたけど、その後は気にせずに投げ投られました」と、淡々と振り返った。

 なお、第4戦は18日(同19日)、同地でカ軍アリエッタ、ド軍ウッドの両先発で行われる。