ヤンキースが1-7でアストロズに敗れ、対戦成績を3勝3敗のタイに持ち込まれて逆王手をかけられた。

 4回まで1安打無失点に抑えていた先発セベリーノが5回、2四球で1死一、二塁のピンチを迎え、9番マキャンにワンバウンドで右翼席に飛び込む適時右二塁打を浴びて先制を許した。なおも四球を出し1死満塁からアルテューベに甘いスライダーを左前へたたかれ、2点を追加された。打線はアストロズ先発バーランダーの前に5回まで散発3安打。7回に制球の乱れから無死一、二塁のチャンスをつかんだが、フレイザーの大飛球がスプリンガーにスーパーキャッチされるなど無得点。8回に2番手のピーコックからジャッジが特大アーチで1点を返したが、反撃もここまで。直後にアルテューベに3番手のロバートソンがソロ本塁打を浴びるなど4点を奪われ、再び突き放された。

 第7戦は21日(日本時間22日午前9時)に行われる。先発はヤンキースが左腕サバシア(14勝5敗)、アストロズが右腕モートン(14勝7敗)。

 ヤンキースが勝てば09年以来8年ぶり41度目のリーグ優勝となり、24日(同25日)から始まるワールドシリーズで、ダルビッシュ有投手、前田健太投手のドジャースと世界一をかけて対戦する。