ヤンキース田中将大投手(29)は6回を3安打1失点に抑え8奪三振、6勝目の権利を持って降板した。

 注目のエンゼルス大谷翔平投手(23)とのメジャー初対決は空振り三振、四球、空振り三振で2打数無安打1四球に抑えた。

 大谷は「4番DH」で先発出場。1回2死一塁の第1打席は空振り三振だった。第2打席は四球。第3打席は空振り三振。

 1回の第1打席はブーイングの中大谷が打席へ。初球、2球目と直球が外れ2ボール。3球目外角へスライダーが決まって2-1。4球目外角低め149キロ直球が外れ3-1。5球目真ん中低め135キロのスライダーをフルスイングも空振り。6球目137キロのスプリットが甘く入ったが大谷のバットは空を切った。

 第2打席は4回無死一塁。田中が慎重に攻めたがカウント3-1から136キロのスライダーが外れ四球となった。

 第3打席はカウント1-2と追い込むと142キロのスプリットで空振り三振。完璧な投球で大谷のバットを沈黙させた。

 田中は13年の楽天時代、ルーキーの日本ハム大谷を11打数無安打6三振と完璧に抑えていた。