アストロズのジャスティン・バーランダー投手が7回を3安打1失点、1四球、11奪三振と好投し16勝目(9敗)を挙げた。1シーズンでの奪三振数がキャリア最多タイの269となり、今季ア・リーグ最多となった。投球回数が200を超えたのはキャリアで11度目。

バーランダーは「とにかくいい気分だ。速球のコントロールが良かった。力も制御でき、タイミングも良かった。今日は本当にうまく投げられた」と喜んだ。

9月に入って3度先発し、毎回2失点以下に抑えているバーランダー。A・J・ヒンチ監督は「この2カ月で最高のピッチング。彼がマウンドに立ってあの雰囲気を作り、空振りや見逃し三振を取ってくれると、我々にとって素晴らしく良い日になる」とコメント。「すべてが彼の速球から始まった。腕の振りもコントロールも良い」と手放しで称賛した。

アストロズは2−1で迎えた7回にジョシュ・レディック右翼手兼左翼手の15号ソロ、ホセ・アルテューベ二塁手の適時打で2点を加えると、8回にも1点追加。9回に猛攻を受けたが、4番手のロベルト・オズナ投手が何とか逃げ切り、18セーブ目を挙げた。