ドジャースがブルワーズに2-7で敗れて3勝3敗のタイとなり、決着は最終戦に持ち込まれた。

1回にフリースが先頭打者弾を放ち、幸先良いスタートを切ったが、その直後に先発の左腕柳賢振が2死一、二塁から3連続適時打を浴びて1-4と逆転された。2回にも無死から連続二塁打され、柳は3回5失点でマウンドを降りた。

ドジャースは5回にフリースが適時中二塁打を放って1点を返したが、反撃もここまでだった。

前田健太投手は7回に6番手で登板。先頭の5番アギラに粘られ11球目の外角速球をうまく合わせられ、右翼線ぎりぎりに落とされる右二塁打。6番ムスタカスは敬遠で無死一、二塁のピンチを招き、2死までしのいだが、代打サンタナへの初球が暴投となり、決定的な6点目を許した。

前田は8回も続投したが、先頭のケインに左前打されたところでマウンドを降りた。投球内容は1回0/3を投げ、2安打2失点2三振1四球。

第7戦はあす20日(日本時間21日)にミラーパークで行われ、先発はドジャースがビューラー(8勝5敗)、ブルワーズがチャシーン(16勝8敗)。

ア・リーグを5年ぶりに制したレッドソックスとのワールドシリーズは23日(日本時間24日)にボストンで始まる。