ヤンキースのキャッシュマンGMが地元のテレビ番組に出演し、先発投手獲得が最優先とし、獲得可能なFA投手全員と接触すると明言した。13日付のニューヨーク・デーリーニューズ電子版によると「昨季も投手陣は良かったが、十分すぎたとまではいえない。さらに上質な先発投手をそろえたい」と補強プランに言及した。FA市場の先発投手について「彼ら全員を調査し、獲得可能なFA全員と接触する」と息巻いたという。

今FA市場にはポスティングシステムでメジャー移籍を目指す西武菊池を始め、今季11勝7敗のコービン(ダイヤモンドバックスFA)、15年最多勝のカイケル(アストロズFA)、今季ヤンキースで7勝0敗だったハップ(同球団FA)ら優れた左腕がいる。同GMは選手の具体名には触れなかったが、全員と接触となれば早い段階から積極的なアプローチがありそうだ。