レンジャーズは18日、先発右腕のランス・リン投手(31)を3年総額3000万ドル(約33億7000万円)で獲得し、お披露目会見を行った。契約については先週すでに合意しており、残るは健康診断のみとなっていた。

カージナルス時代の2011年に、ワールドシリーズでレンジャーズの本拠地で登板した経験があるリンは「あれはルーキーイヤーのことだった。あそこにいられてとにかくハッピーだったよ」と述懐。「ここで来季の準備をすること、チームの一員となれることが本当に楽しみだ」と期待を述べた。

ジョン・ダニエルズGMは「彼の実績を見たが、メジャーの世界で非常に一貫していて、耐久力もあり、勝利を呼び込むパフォーマンスをしている。この球団にベテランを迎え入れることになり、我々は興奮している」と語った。

今季ツインズとヤンキースでプレーし10勝10敗、防御率4・77を記録したリンは、カージナルス時代の12年に18勝をマーク。以降今季まで出場6シーズン連続2桁勝利を挙げている。