ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)が43号ソロを放ち、44本で本塁打トップのエンゼルス大谷に1本差に迫った。

ダブルヘッダー(7回制)第1試合の3回に、真ん中低めのカーブをすくい上げ、中越えに運んだ。第1試合はこの1発のみの4打数1安打。第2試合はアーチは出なかったが、最終イニングの7回だけで2安打を放ち、チームの逆転勝ちに貢献した。ブ軍はこの日のダブルヘッダー2試合ともに11得点を奪い勝利した。

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第2試合は「3番一塁」で先発出場。

1回1死一塁での第1打席は初球を打ち上げ、右飛で凡退した。

4回1死走者なしで迎えた第2打席は、カウント2-2からスライダーを引っかけ遊ゴロに倒れた。

1点を追う7回先頭での第3打席は、初球の真っすぐを右前に運び、この試合チーム初ヒットで出塁。続くビシェットの23号逆転2ランにつなげた。ブ軍は打線がつながり、8点を奪ってゲレロがこの回2度目の打席に。カウント1-0から左前打でつなぎ、5番ヘルナンデスの26号3ランで、再び生還した。ブルージェイズは、直前の6回まで無安打に抑えられていたが、このイニングだけで11長短打を集中し、11得点を挙げて試合をひっくり返した。

現時点の本塁打順位は以下の通り。

(1)大 谷=44本

(2)ゲレロ=43本

(3)ペレス=42本