左ひざ痛で故障者リスト入りしているヤンキース松井秀喜外野手(34)が、チームが遠征に出る4日(日本時間5日)から、フロリダ州タンパでリハビリを行うことが決まった。球団が2日(同3日)のエンゼルス戦中に発表した。

 松井はこの日も本拠地の室内ケージで打撃練習。7月28日に打撃練習を再開して以来、初めて2日連続でバットを握った。前日と同じくティー打撃を15球、トス打撃を25球。ロング打撃コーチは「ここ2日間の振りは素晴らしかった。タンパで練習する準備ができたということだろう。向こうでは健康でいてくれさえすればいい。ひざの腫れがでないように」と話した。

 松井は練習後「ケガ再発の不安?

 ないです。次、腫れたら終わりですから。やれることはやってきましたから」と力強く話した。ヤ軍はこの日、プレーオフで対戦する可能性のあるエンゼルスに快勝。松井もプレーオフ出場のために、8月中の復帰は確実にしたい。